最終更新:2026年10月12日

この記事がおすすめな人

  • EVの充電費用が実際どれくらいかかるのか、リアルな数字を知りたい人
  • 自宅充電なしでEVを維持する場合の目安を知りたい人
  • 月によってコストがどう変動するのか、その理由を知りたい人

これまで月ごとに公開してきた充電コストのまとめ記事を、2026年2月〜7月の半年分、一つの記事に集約しました。単月では見えにくい「傾向」や「コストを左右する要因」を、通して見ていただけます。

私の条件

  • 通勤で往復75km走行
  • 自宅充電なしのマンション住まい
  • EV生活2年目(2025年3月納車)
  • VOLVO EX30

半年間の総コスト

項目数値
期間2026年2月〜7月(6ヶ月)
合計走行距離7,761km
合計充電コスト43,651円
月平均コスト約7,275円
1kmあたり平均約5.62円

月別データ一覧

月走行距離充電コスト1kmあたり特徴
2月1,492km9,298円約6.23円急速充電中心、最もコスト高
3月1,338km5,984円約4.47円半年間で最もコストが低かった月
4月1,578km8,833円約5.60円走行距離が最も多かった月
5月1,293km8,426円約6.52円急速充電の比率が高くコスト増
6月1,279km6,578円約5.14円無料スポットを3回活用
7月781km4,532円約5.80円走行距離が初めて1,000km未満に

2〜4月に何があったか

2月(9,298円):急速充電が中心の月でした。ENEOS Charge Plusのプレミアムプランで287分利用し、充電代6,314円に月額2,200円を足して8,514円。カンモビチャージの普通充電(162分・784円)と無料の普通充電スポット(60分・0円)を合わせて、合計9,298円になりました。

3月(5,984円):半年間でもっとも安かった月です。無料の普通充電スポットを合計12時間10分(6kW)と40分(4kW)使い、ENEOSの急速充電は172分・約130kWhに抑えました。同じ走行距離をガソリン車(15km/L・170円/L)で走ると約15,000円かかる計算なので、半分以下で済んでいます。

4月(8,833円):走行距離が半年で最多の1,578kmに伸びた一方、無料の普通充電スポットを一度も使えませんでした。ENEOSが249分・5,478円、カンモビチャージが154分・825円、エネチェンジが52分・330円(6kW)。よく使う無料スポットが自宅から離れていて、4月の行動範囲では立ち寄るタイミングがなかったのが原因です。なお、この月は充電のたびにスクリーンショットを残す習慣がまだなく、1回ごとの日付別記録は残っていません。

5月以降の月別の詳細記事

コストを左右する一番の要因:無料スポットの活用率

半年間のデータを並べてみて、はっきり分かったことがあります。「その月に無料の普通充電スポットをどれだけ活用できたか」が、1kmあたりのコストを一番左右しているということです。

  • 6月:無料スポットを3回活用 → 1kmあたり約5.14円(好成績)
  • 7月:無料スポットは1回のみ → 1kmあたり約5.80円(やや悪化)

走行距離がほぼ同じでも、無料スポットの利用回数によってコストに1,800円以上の差が出た月もありました。急速充電に頼るほど単価が上がり、普通充電(特に無料スポット)を組み込めるほどコストは下がる、というシンプルな構造です。

ガソリン車と比較すると

燃費15km/Lのガソリン車を仮定して比較すると、半年間の合計7,761kmを走るのに必要なガソリン代は、レギュラー170円/Lとして計算すると約87,957円になります。実際の充電コスト43,651円と比べると、半年間で約44,000円、ガソリン車の半分以下のコストで走れている計算です。

始める前の想像と違ったこと

納車前の私は、充電は自宅から片道40分ほどのディーラーの急速充電器で済ませるつもりでした。自宅に充電器がない以上、「充電はディーラーでするもの」と考えていたからです。

想定外だったのは、ディーラーに行けなかったこと

ところが、ディーラーの営業時間は午後6時まで。仕事帰りに寄ることができず、なかなか行く機会がありませんでした。そこで充電アプリで近くの充電器を探したり、ガソリンスタンドに設置された充電器を調べたりするようになり、結果として自宅周辺の充電環境にすっかり詳しくなりました。これが、始める前にはまったく想像していなかった点です。

困ったことは、むしろ少なかった

「いちばん困ったこと」を振り返ってみても、自宅周辺の充電器を使うことで困った場面はほとんどありません。ディーラーまで往復する時間がかからない分、むしろ使い勝手は想像より良くなりました。営業時間を気にせず、自分の生活の流れの中で充電できるようになったためです。

この記事で紹介している充電コストの数字も、こうして見つけた充電スポットを使い分けた結果です。自宅に充電器がなくても、近所の充電器を調べておけば困りにくい、というのが半年間続けた実感です。

※充電スポットの場所や条件は、利用前にアプリや各施設の案内で最新の情報を確認してください。

まとめ

  • 半年間(2〜7月)の充電費用は合計43,651円、月平均約7,275円
  • 1kmあたりのコストは月によって約4.5円〜6.5円まで変動
  • コストを左右する一番の要因は「無料充電スポットの活用率」
  • ガソリン車と比べると、半年間で4万円以上のコスト差

自宅充電なしでも、無料スポットをうまく組み込むことで、月々の充電コストは十分にコントロールできると感じています。8月以降のデータは、次の半年分がたまった時点で、同じ形式でまとめて公開する予定です。

同じようにマンション暮らしでEVを検討されている方の参考になれば嬉しいです。

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